UQコミュニケーションズ、北海道で5G基地局を開設
- 2024年07月06日
- KDDI-総合
KDDIの連結子会社であるUQ Communicationsは北海道で第5世代移動通信システム(5G)の基地局を開設したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで確認できる。
これまでに、UQ Communicationsは総務省の北海道総合通信局より2024年4月25日付けで5Gの基地局の無線局免許を包括免許で取得したことが判明していた。
電波利用ホームページでは無線局免許の情報を更新しており、備考欄に基地局の開設数を記載している。
2024年7月上旬時点で基地局の開設数は北海道室蘭市および帯広市でそれぞれ1局ずつ、苫小牧市で2局、合計で4局となっている。
そのため、UQ Communicationsは2024年7月上旬までに北海道で5Gの基地局を開設したことになる。
包括免許で基地局の運用開始の期限は2024年10月24日に設定していたため、2024年10月24日までに5Gの基地局を開設することは確定していたが、2024年7月上旬までに5Gの基地局を開設したことを確認できる。
なお、5Gの基地局は中心周波数が2610MHz、帯域幅が30MHz幅で運用する。
UQ Communicationsが総務省から広帯域移動無線アクセス(BWA)向け周波数として割当を受けた2.5GHz帯を利用している。
5Gの無線方式はNR方式を採用しており、NR BandはFR1のn41となる。
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