インドネシアのTelkomsel、ヌサンタラ首都市に5G基地局を設置
- 2024年08月11日
- 海外携帯電話
インドネシアの移動体通信事業者(MNO)でTelkomselとして携帯通信事業を行うTelekomunikasi Selularはインドネシアの将来の首都であるヌサンタラ首都市に第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)の基地局を設置したと発表した。
Telekomunikasi Selularはインドネシアの政府機関でヌサンタラ首都市の管理および統治を任務とするヌサンタラ首都庁(Nusantara Capital Authority)よりヌサンタラ首都市で通信インフラストラクチャを整備する事業者として選定された。
そのため、ヌサンタラ首都市で携帯通信用の基地局や光ファイバを含む通信インフラストラクチャの整備を進めている。
インドネシアの首都はジャカルタ首都特別州であるが、ヌサンタラ首都市に移転する予定である。
ジャカルタ首都特別州はジャワ島に位置するが、ヌサンタラ首都市はカリマンタン島(ボルネオ島)に位置する。
ヌサンタラ首都市では2024年8月17日にインドネシアの独立記念式典を開催する予定で、Telekomunikasi Selularはヌサンタラ首都庁が優先的に開発を進めるヌサンタラ首都市の中央政府地区で2024年8月までに通信インフラストラクチャを整備することを目標に掲げていた。
2024年8月上旬までに中央政府地区とその周辺で4Gおよび5Gに対応した49局の基地局を設置しており、ヌサンタラ首都市の発足に向けて4Gおよび5Gを提供する準備ができたという。
ヌサンタラ首都市の近隣には主要都市として東カリマンタン州の州都・サマリンダ市およびバリクパパン市が存在する。
サマリンダ市およびバリクパパン市の主要な施設や両市からヌサンタラ首都市へ向かう主要な道路では携帯通信網の最適化を行った。
スポンサーリンク