JTOWER、NTTと資本関係を解消後も業務提携を継続
- 2024年08月15日
- docomo-総合
JTOWERはNippon Telegraph and Telephone Corporation (日本電信電話:NTT)と資本関係を解消後も業務提携を継続すると発表した。
米国(アメリカ)のDigitalBridge Groupが運営する米国のDB Pyramid HoldingsはJTOWERの非公開化を前提とするJTOWERの普通株式の公開買付けの開始を公表しており、Nippon Telegraph and Telephone CorporationなどからJTOWERの普通株式を取得する予定である。
公開買付けの開始前の大株主と出資比率はNippon Telegraph and Telephone Corporationが完全子会社であるNTT DOCOMOを通じた持分を含めて18.50%、Cultiveが18.18%となっている。
公開買付けの成立時はDB Pyramid Holdingsと少数株主が81.82%、Cultiveが18.18%となる予定で、公開買付けでJTOWERの株主をDB Pyramid HoldingsとCultiveの2社にできない場合はJTOWERの株主をDB Pyramid HoldingsとCultiveの2社とするスクイーズアウト手続を実施する。
スクイーズアウト手続の完了後はDB Pyramid Holdingsが81.82%、Cultiveが18.18%となるが、スクイーズアウト手続の完了後にDigitalBridge Groupが新設する日本法人にDB Pyramid Holdingsが取得したJTOWERの株式を譲渡する予定である。
そのため、DigitalBridge Groupが新設する日本法人が81.82%、Cultiveが18.18%を保有する予定で、JTOWERとNippon Telegraph and Telephone Corporationは資本関係を解消することになる。
しかし、JTOWERはNippon Telegraph and Telephone Corporationと資本関係を解消後も業務提携の継続を決定したため、Nippon Telegraph and Telephone Corporationと業務提携を継続することを明確化した。
JTOWERとNippon Telegraph and Telephone Corporationは2019年7月4日より第5世代移動通信システム(5G)時代におけるインフラシェアリングモデルの推進に向けた業務提携を実施している。
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