豪州のOptus Mobileが3Gを終了、約19年の歴史に幕
- 2024年11月02日
- 海外携帯電話
豪州(オーストラリア)の移動体通信事業者(MNO)であるOptus Mobileは第3世代移動通信システム(3G)を終了した。
2024年10月27日に3Gの提供を終了しており、2024年10月28日から3Gの停波を進めている。
3Gの終了は豪州全土が対象となっている。
豪州には海外領土が存在するが、Optus Mobileは豪州の海外領土では携帯通信事業を展開していないため、海外領土は関係ない。
Optus Mobileは2005年11月14日に3Gを商用化した。
そのため、Optus Mobileの3Gは約19年の歴史に幕を下ろしたことになる。
3Gの無線方式はW-CDMA方式を運用してきた。
周波数は900MHz帯と2.1GHz帯を使用していた。
2022年4月には2.1GHz帯でW-CDMA方式の運用を終了したため、2022年5月以降は900MHz帯でW-CDMA方式を維持する状況となっていた。
これまでに、Optus Mobileは第2世代移動通信システム(2G)の提供も終了している。
2024年10月28日からはOptus Mobileでは基本的に第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)を利用できることになる。
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