Batelco傘下のSure、ガーンジーとジャージーでAirtel-Vodafoneの買収完了
- 2024年12月04日
- 海外携帯電話
英国王室属領ガーンジー代官管轄区の移動体通信事業者(MNO)であるSure (Guernsey)はガーンジー代官管轄区の移動体通信事業者であるGuernsey Airtel、英国王室属領ジャージー代官管轄区の移動体通信事業者であるSure (Jursey)はジャージー代官管轄区の移動体通信事業者であるJursey Airtelの買収を完了した。
ガーンジー代官管轄区およびジャージー代官管轄区はチャンネル諸島に位置する英国(イギリス)の王室属領である。
いずれも英国とは異なる独自の法制度を有する。
実質的に英国の海外領土で、英国とは異なる移動体通信事業者が携帯通信事業を行う。
ガーンジー代官管轄区とジャージー代官管轄区では地域としては異なるため、それぞれの法律に基づき設立した移動体通信事業者が営業しているが、実際の携帯通信事業はガーンジー代官管轄区とジャージー代官管轄区で一体的に運営している。
そのため、これまではSure (Guernsey)およびSure (Jursey)がSureとして、Guernsey AirtelおよびJursey AirtelがAirtel-Vodafoneとして一体的に携帯通信事業を展開してきた。
加入者の視点ではガーンジー代官管轄区とジャージー代官管轄区で相互に国際ローミングの扱いにはならず、同一の移動体通信事業者のように利用できる。
ガーンジー代官管轄区とジャージー代官管轄区では一体的に携帯通信事業を運営することから、Sure (Guernsey)によるGuernsey Airtelの買収とSure (Jursey)によるJursey Airtelの買収は同時に行われた。
なお、Sure (Guernsey)およびSure (Jursey)はバーレーンの移動体通信事業者でBatelcoとして携帯通信事業を行うBahrain Telecommunications Companyの完全子会社である。
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