ラオス人民軍系のStar Telecom、公式にはAppleとOPPOのスマホが5Gに対応
- 2024年12月04日
- 海外携帯電話
ラオスの移動体通信事業者(MNO)でUnitelとして携帯通信事業を行うStar Telecomは同社の第5世代移動通信システム(5G)に対応する端末を案内した。
公式にはラオスで正規に販売している5Gに対応した米国(アメリカ)のApple製および中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のスマートフォンでStar Telecomの5Gを利用できるという。
Star Telecomでは5Gに対応した端末を取り扱わない。
そのため、公式な5Gに対応した端末を調達する場合はラオス国内外のAppleの正規取扱店もしくはラオス国内のGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsの正規取扱店で調達することが望ましい。
公式な5Gに対応した端末以外では5Gの動作を保証していない。
なお、Star TelecomはラオスのLao-Asia Telecommunication State EnterpriseとベトナムのViettel Global Investmentの合弁会社である。
出資比率はLao-Asia Telecommunication State Enterpriseが51%、Viettel Global Investmentが49%で、Lao-Asia Telecommunication State Enterpriseが親会社となる。
Lao-Asia Telecommunication State Enterpriseはラオス人民軍が所有している。
Viettel Global Investmentはベトナムの政府機関である国防省(Ministry of Defence)が所有およびベトナム共産党中央軍事委員会の指導に基づき運営するベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)の子会社で、Viettel Groupの国際投資部門として機能する。
事実上、Star Telecomはラオスとベトナムの軍系の合弁会社となる。
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