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楽天シンフォニーが会社方針を見直し、ソフトウェア中心に転換へ



Rakuten Group (楽天グループ)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)は会社方針を見直したことが分かった。

Rakuten Groupは2024年第3四半期の決算発表に合わせてRakuten Symphonyの2025年に向けた計画も説明している。

Rakuten Symphonyでは2024年を通じてソフトウェアを中心とするかたちで会社方針を見直したという。

これまで、次世代ネットワークの提供を中心に事業を展開してきたが、先進的なネットワークソフトウェアの開発をはじめとするソフトウェアを中心としたビジネスモデルに転換することになった。

事実上、Rakuten Symphonyは事業の主軸を次世代ネットワークの提供からソフトウェアの開発に移すことになる。

Rakuten Symphonyの主な事業にはインターネットサービス、オープンソースソフトウェア(OSS)、無線アクセスネットワーク(RAN)、クラウドが含まれる。

通信市場以外の顧客にも対応できる製品ポートフォリオを構築する計画である。

Rakuten Symphonyの顧客数の推移も開示しており、2023年は31社であるが、2024年には45社に達しており、2025年には100社以上を目指すという。

2024年の顧客数の地域別の内訳はAPACが14社、EMEAが19社、AMERが12社となっている。

APACはアジアおよび大洋州(オセアニア)、EMEAは欧州(ヨーロッパ)、中東、アフリカ、AMERは北米(北アメリカ)および中南米(ラテンアメリカ)を意味する。

2024年の顧客数は既存顧客数と予定顧客数の合計であることに留意しておきたい。

なお、Rakuten GroupはRakuten Mobile (楽天モバイル)を通じてRakuten Symphonyを完全所有している。

Rakuten Group

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