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京セラコミュニケーションシステム、大阪・関西万博でローカル5Gを活用



KYOCERA Corporation (京セラ)の連結子会社であるKYOCERA Communication Systems (京セラコミュニケーションシステム:KCCS)はローカル5Gの基地局の無線局免許を新たに取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。

KYOCERA Communication Systemsは2024年11月26日付けで12局の基地局の無線局免許を取得した。

周波数は2局が4600~4700MHz、2局が4700~4800MHz、8局が4800~4900MHzを使用する。

いずれも総務省がローカル5G向けに割当した周波数を使用するため、ローカル5Gの基地局の無線局免許と分かる。

総務省の近畿総合通信局はKYOCERA Communication Systemsに対するローカル5Gの無線局免許の付与に関して報道資料を公開している。

基地局の設置場所は大阪府大阪市此花区の夢洲地区である。

大阪・関西万博の通称で知られる2025年日本国際博覧会で実演展示用のローカル5Gの無線局免許となる。

シグネチャーパビリオンであるいのち未来で来館者向け位置情報連動型音声ガイダンスおよびアンドロイドとの高速無線通信を提供するためにローカル5Gを活用する。

2025年日本国際博覧会の会場では多くの無線システムの使用が見込まれる。

近畿総合通信局としては2025年日本国際博覧会の会場で使用できる周波数の確保や円滑な無線局免許の処理に取り組むと表明している。

総務省

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