楽天モバイルの既存プラチナバンド基地局、包括免許に移行
- 2024年12月11日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)が開設した既存のプラチナバンドの基地局が個別免許から包括免許に移行したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。
当初、Rakuten MobileがRakutenプラチナバンドとして展開する700MHz帯の第4世代移動通信システム(4G)の基地局は個別免許を取得して開設してきた。
しかし、総務省の関東総合通信局管内を対象とする既存の包括免許の変更認定によって700MHz帯の4Gの基地局も包括免許の対象となった。
そのため、関東総合通信局管内では包括免許に基づき700MHz帯の4Gの基地局を開設できる。
個別免許を取得して開設した700MHz帯の4Gの基地局は4局で、いずれも送受信所は関東総合通信局管内である。
電波利用ホームページを参照すると、個別免許は4局とも2024年12月上旬までに廃止しており、包括免許に移行したと考えられる。
関東総合通信局管内では同一の包括免許に基づき700MHz帯と1.7GHz帯の4Gの基地局を開設できる。
電波利用ホームページに掲載する総開設局数は700MHz帯と1.7GHz帯の合算値となるため、周波数ごとの基地局の開設数の把握は事実上不可能となった。
なお、Rakuten Mobileは4Gの無線方式としてLTE方式を導入している。
バンド番号は700MHz帯がBand 28で、1.7GHz帯がBand 3となる。
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