ソフトバンク、一部機種で豪州での国際ローミング利用不可を案内
- 2024年12月29日
- SoftBank-総合
SoftBank Corp.は一部の機種で豪州(オーストラリア)における国際ローミングを利用できないことを案内した。
2024年12月26日付けで案内を掲載している。
豪州では2024年10月28日より第3世代移動通信システム(3G)を終了したため、VoLTEローミングに対応した機種に限り利用できるという。
これまでに、豪州では第2世代移動通信システム(2G)も終了したため、3Gの終了に伴い国際ローミングの受け入れでは音声通話は完全に第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式で行うVoice over LTE (VoLTE)となった。
そのため、豪州で国際ローミングを利用する場合はVoLTEローミングに対応した機種を用意する必要がある。
さらに豪州の移動体通信事業者(MNO)各社はLTE方式の整備で700MHz帯のBand 28を中心の周波数として活用しているため、豪州で利用する場合はBand 28に対応した機種が必要であることも付け加えている。
豪州で国際ローミングを利用できる条件はSoftBank Corp.が提供するSoftBank、Y!mobile、LINEMOの携帯通信サービスで共通となっている。
豪州の制度上の事情でVoLTEおよびBand 28に対応した機種でも国際ローミングを利用できない場合があるという。
なお、豪州では対象の移動体通信事業者はTelstra、Optus Mobile、Vodafoneとして携帯通信事業を行うTPG Telecomである。
無線方式はTelstraおよびTPG TelecomでLTE方式、Optus MobileでLTE方式および第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できる。
スポンサーリンク