NTTドコモがバヌアツで音声通話利用不可を案内、地震が影響か

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NTT DOCOMOはバヌアツでWORLD WINGを利用時の案内を掲載した。

バヌアツでNTT DOCOMOが提供する国際ローミングのWORLD WINGを利用時に音声通話を利用できない状況が発生しているという。

解消した事象は過去の案内に移行するが、バヌアツで音声通話を利用できない状況は過去の案内に移行していないため、2024年12月29日時点でも解消していないと思われる。

2024年12月19日付けで案内を掲載したため、2024年12月19日までには発生していることになる。

原因は案内していないが、地震の影響と考えられる。

バヌアツでは2024年12月17日に大規模な地震が発生しており、強い余震も続いている。

インフラストラクチャに与えた被害は広範に及び、バヌアツの移動体通信事業者(MNO)やバヌアツで活動する複数の公的機関や国際機関より携帯通信サービスで通信障害が発生していることも報告されている。

地震が通信インフラストラクチャに被害を与え、国際ローミングにも影響したと思われる。

なお、バヌアツでは対象の移動体通信事業者はVodafoneとして携帯通信事業を行うTelecom VanuatuおよびDigicel (Vanuatu)となっている。

Telecom Vanuatuでは第2世代移動通信システム(2G)および第4世代移動通信システム(4G)、Digicel (Vanuatu)では2Gおよび第3世代移動通信システム(3G)を利用できる。