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ベトナム政府、4Gおよび5G向けに700MHz帯を割当へ



ベトナムの政府機関で電気通信分野などの規制を司る情報通信省(Ministry of Information and Communications:MIC)の傘下機関で周波数の管理を担う無線周波数管理局(Authority of Radio Frequency Management:ARFM)は携帯通信向けに700MHz帯を割当すると通知した。

700MHz帯では30MHz幅*2を携帯通信向けに割当する計画である。

過去にアナログテレビで使用していた周波数であるが、2020年12月31日をもってアナログテレビの放送を終了したため、携帯通信向けに新規に割当することになった。

割当の方式は周波数オークションで、10MHz幅*2が3枠となる。

参加の申請は2024年12月25日から2024年12月27日まで受け付けた。

700MHz帯では第4世代移動通信システム(4G)以降の標準技術の導入を認めている。

事実上、無線方式は4GのLTE方式もしくは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入することになる。

バンド番号はLTE方式を導入する場合はBand 28、NR方式を導入する場合はFR1のn28として運用することができる。

世界的にはNR方式で広範に活用される周波数であるため、5Gのカバレッジの拡大で活用することが期待される。

免許の有効期間は15年間となる。

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