ブルネイ・ダルサラーム、プリペイドSIMの再登録を義務化
- 2025年01月05日
- 海外携帯電話
ブルネイ・ダルサラームでプリペイドSIMの再登録の受け付けを開始した。
ブルネイ・ダルサラームではプリペイドSIMの開通に実名登録を義務化しているが、ブルネイ・ダルサラームの政府機関で電気通信分野などの規制を司るブルネイ・ダルサラーム国情報通信技術産業庁(Authority for Info-communications Technology Industry of Brunei Darussalam:AITI)はセキュリティを強化する目的でプリペイドSIMの再登録を義務化することになった。
ブルネイ・ダルサラームでは同国の仮想移動体通信事業者(MVNO)であるDatastream Digital、Progresif、ImagineがプリペイドSIMを提供している。
Datastream Digitalでは2024年11月1日より前、ProgresifおよびImagineでは2025年1月1日より前に加入したプリペイドSIMが再登録の対象となっている。
再登録の期間は2025年1月2日から2025年1月31日のうち60日間で、詳細な日程は加入者ごとに異なる。
集中を回避する目的で加入者ごとに60日間の枠を割当することになった。
60日間の枠内に再登録を行わない場合は61日目から30日間の猶予期間に入り、携帯通信サービスは停止するが、携帯電話番号は維持される。
猶予期間に再登録を行わない場合は猶予期間の経過後に携帯電話番号が失効する。
Datastream Digitalは指定の実店舗とオンライン、ProgresifおよびImagineは指定の実店舗とハイブリッドで再登録を受け付ける。
ハイブリッドは最終的な検証以外はオンラインで行うが、最終的な検証を指定の実店舗で行う必要がある。
なお、ブルネイ・ダルサラームでは単一卸売網を採用しているため、ブルネイ・ダルサラームで唯一の移動体通信事業者(MNO)であるUnified National Networks (UNN)は卸売専業で、仮想移動体通信事業者が顧客となる。
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