インドのVodafone Idea、5Gを商用化
- 2025年01月05日
- 海外携帯電話
インドの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Ideaは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
Vodafone Ideaは2024年12月17日に商用で5Gの提供を開始している。
当初は1の連邦直轄領と15の省で17都市が5Gのエリアとなる。
5Gの無線方式としてはNR方式を導入した。
周波数は3.3GHz帯および26GHz帯を使用する。
インドでは26GHz帯の5Gに対応した携帯端末が正規に流通していないため、基本的には3.3GHz帯で5Gを整備している。
なお、3.3GHz帯は世界的には3.5GHz帯と呼称する周波数に含まれる。
NR Bandは3.3GHz帯がFR1のn78で、26GHz帯がFR2-1のn258である。
基地局を構成する無線装置のベンダは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、スウェーデンのEricsson、フィンランドのNokia Solutions and Networksを採用した。
地域によってベンダを使い分け、Nokia Solutions and Networksが最大のベンダとなる。
これまでに、インドの移動体通信事業者としてはBharti AirtelおよびReliance Jio Infocommが5Gを商用化している。
そのため、Vodafone Ideaはインドで3番目に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。
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