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SpaceXが豪州でSCS機能の特別臨時許可を取得、Optusの2.6GHz帯で試験



米国(アメリカ)の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)は同国のSpaceXとして事業を行うSpace Exploration Technologies Corp.の完全子会社で同国のSpace Exploration Holdingsに豪州(オーストラリア)でSupplemental Coverage from Space (SCS)の機能を試験するための特別臨時許可を付与したことが分かった。

Supplemental Coverage from Spaceはサービスリンクに標準の携帯通信技術を用いた衛星と携帯端末の直接通信のことである。

Space Exploration Holdingsとしては豪州でサービスリンクに標準の携帯通信技術を用いた衛星と携帯端末の直接通信を試験するための特別臨時許可を取得したことになる。

Space Exploration Holdingsは同社が運用するStarlinkの衛星を用いてDirect to Cellとしてサービスリンクに標準の携帯通信技術を用いた衛星と携帯端末の直接通信を提供する。

周波数は提携する地上の移動体通信事業者(MNO)が割当を受けた周波数を用いる。

特別臨時許可では協力する事業者は豪州のSingtel Optusで、周波数および帯域幅はFDDの2.6GHz帯で10MHz幅*2と指定している。

Direct to Cellではサービスリンクの無線方式として第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を採用するため、バンド番号はLTE方式をBand 7として運用することになる。

なお、Singtel Optusは完全子会社で豪州の移動体通信事業者であるOptus Mobileを通じて携帯通信事業を行う。

そのため、Optus Mobileが割当を受けた周波数で試験を進める。

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