KDDIがAduna Globalに出資へ、エリクソン主導でグローバルキャリアが参画
- 2025年02月28日
- KDDI-総合

KDDI CORPORATIONは米国(アメリカ)のAduna Globalに出資することで合意したと発表した。
Aduna GlobalはスウェーデンのEricssonの主導のもとで同社や国際的な通信事業者が出資および参画する合弁会社である。
2024年9月に米国のテキサス州で設立した米国法人で、登記上の本店の所在地はEricssonの米国本社と同一となる。
社名に含まれるAdunaは多くの存在がひとつにまとまることを表すラテン語に由来する。
KDDI CORPORATIONとしてはAduna Globalに出資することで国際的な通信事業者間で共通APIの実装を推進するとともに、第5世代移動通信システム(5G)を中心とする最新の通信技術を活用したビジネスの開発に貢献するという。
なお、Aduna Globalに出資する国際的な通信事業者にはKDDI CORPORATIONのほかにシンガポールのSingapore Telecommunications、インドのBharti AirtelおよびReliance Jio Infocomm、豪州(オーストラリア)のTelstra Group、ドイツのDeutsche Telekom、スペインのTelefonica、フランスのOrange、英国(イギリス)のVodafone Group、米国のAT&T、T-Mobile US、Verizon Communicationsが含まれている。
日本の通信事業者としてはKDDI CORPORATIONが初めてAduna Globalに出資および参画することになった。
KDDI CORPORATION以外の国際的な通信事業者はAduna Globalの合弁事業の開始当初からAduna Globalに出資および参画することが公表されている。
合弁事業の開始時点ではEricssonがAduna Globalの株式の50%を保有しており、残りの50%を国際的な通信事業者が保有することが分かっている。
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