UQがWiMAX 2+対応のUSBモデムとしてURoad-Stick (URoad-TEU100)を投入か
- 2014年06月24日
- KDDI-総合
UQ CommunicationsはWiMAX 2+に対応したUSBモデムとして「URoad-Stick (URoad-TEU100)」を投入する可能性が浮上した。
総務省の工事設計認証としてMODACOM製のWiMAX 2+/WiMAX端末「URoad-TEU100 又は URoad-Stick」が2013年11月25日付け、2013年12月20日付け、2014年4月23日付けでTELECを通過している。
通信方式はWiMAX Release 2.1 Additional Elements/mobile WiMAX IEEE 802.16e方式で認証を受けており、いずれも周波数帯は2.5GHz(2.6GHz)帯となっている。
WiMAX Release 2.1 Additional Elements方式はUQ Communicationsやその仮想移動体通信事業者(MVNO)がWiMAX 2+として提供しており、WiMAX 2+/WiMAXに対応していることが分かる。
なお、WiMAX 2+はTD-LTE方式と互換性を有するように設計されており、UQ Communicationsが提供する2.5GHz帯のWiMAX 2+はTD-LTE B41と同一である。
Bluetoothや無線LANの周波数帯では認証を通過していないことから、USBモデム型のデータ通信専用端末と予想できる。
また、FDD-LTE方式やCDMA2000方式に非対応であることから、au向けではなくUQ Communications向けと考えられる。
認証を申請したMODACOMは韓国の企業で、日本においては貿易会社のSHINSEI CORPORATIONを通じて展開している。
これまでにもUQ Communications向けにURoadシリーズを投入しており、日本の認証機関を通過させたURoad-TEU100 又は URoad-StickもSHINSEI CORPORATIONを通じてUQ Communicationsに投入される可能性は高いと言えるだろう。
MODACOMのウェブサイトでは既にURoad-TEU100が公開されている。
認証情報からも予測できたように、USBモデム型のデータ通信専用端末となっている。
WiMAX 2+(TD-LTE B41)/WiMAX対応と記載されていることから、UQ Communications向けと考えて間違いないと思われる。
通信速度はWiMAX 2+で下り最大110Mbps/上り最大12Mbpsとなり、LTE UE Category 4に対応することが分かる。
WiMAXにおいては下り最大40Mbps/上り最大10Mbpsとなっている。
型番がURoad-TEU100となっており、U-Road-Stickはペットネーム的な扱いとなる模様である。
UQ Communicationsによる正式な発表を待ちたいところである。
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