日米政府、楽天シンフォニーなどのアフリカのOpen RAN推進へ資金提供
- 2025年03月16日
- Rakuten-総合

日本政府および米国(アメリカ)政府はRakuten Mobile (楽天モバイル)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)と米国のAirspan Networksが管理するアフリカにおけるOpen RANのプロジェクトに資金を提供することが分かった。
ケニアの移動体通信事業者(MNO)であるTelkom Kenyaが情報を公開している。
日本政府および米国政府は技術助成金を通じてRakuten SymphonyとAirspan Networksが管理するアフリカにおけるOpen RANのプロジェクトに資金を提供するという。
規模は日本政府が300万米ドル(約4億4,506万円)、米国政府が140万米ドル(約2億771万円)である。
総額では440万米ドル(約6億5,280万円)に達しており、日本政府が技術助成金の約7割を拠出する。
アフリカにおけるOpen RANのプロジェクトではアフリカ大陸でOpen RANの技術による第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)などを推進するために試験施設を設置するほか、フィールドテストなどを行う。
長期的にはアフリカ大陸の開発者や技術者に対する知識移転および訓練も視野に入れている。
アフリカにおけるOpen RANのプロジェクトの一環でTelkom Kenyaと協力する。
これまでに、Rakuten Symphony、Airspan Networks、Telkom KenyaはOpen RANの検証に関する覚書を締結しており、ケニアでOpen RANの検証に取り組む計画である。
Rakuten Symphonyは分散装置、集約装置、ネットワーク運用システム、Airspan Networksは無線装置およびコアネットワーク、Telkom Kenyaは人員と場所を提供する。
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