KDDI、大阪・関西万博の会場でDual Band Massive MIMO Unitを導入
- 2025年04月12日
- KDDI-総合

KDDI CORPORATIONは大阪・関西万博の略称で知られる2025年日本国際博覧会の会場でDual Band Massive MIMO Unit (DB-MMU)を導入したと発表した。
Dual Band Massive MIMO Unitはサブ6GHz帯(Sub6)で2の周波数で動作するMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置である。
無線方式は第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に対応する。
周波数は3.7GHz帯と4.0GHz帯のデュアルバンドで同時に運用できる。
KDDI CORPORATIONは大阪府大阪市此花区に所在する2025年日本国際博覧会の会場で2025年3月に日本で初めてDual Band Massive MIMO Unitを導入したと案内している。
2025年日本国際博覧会の開催期間中は日本国内外から多くの来場者が見込まれるため、KDDI CORPORATIONでは安定した携帯通信サービスを提供できるよう2025年日本国際博覧会の会場で5Gの整備を進めてきた。
Dual Band Massive MIMO Unitではキャリアアグリゲーション(CA)も実装しており、KDDI CORPORATIONが提供するauとUQ mobileの5G SAサービスではキャリアアグリゲーションを利用できる。
キャリアアグリゲーションの組み合わせはCA_n77(2A)で、イントラバンド・ノンコンティギュアス・キャリアアグリゲーションとなっている。
キャリアアグリゲーションを利用時は1の周波数で利用時と比較して最大2倍の高速通信を実現する。
なお、5G SAサービスはNR方式が単独で動作する無線アクセスネットワーク(RAN)構成であるスタンドアローン(SA)構成に準拠した携帯通信サービスとなる。
Dual Band Massive MIMO Unitの製造元は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)である。
記載の情報は2025年4月12日時点の情報で、最新の情報は必ず公式ウェブサイトを確認されたい。
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