インドネシアでiPhone 16シリーズを発売、一次発売国から半年以上の遅れで
- 2025年04月13日
- Apple関連

米国(アメリカ)のAppleのインドネシア法人であるApple Indonesiaはスマートフォン「iPhone 16」、「iPhone 16 Plus」、「iPhone 16 Pro」、「iPhone 16 Pro Max」、「iPhone 16e」をインドネシアで発売した。
いずれもインドネシアでは2025年4月11日に販売を開始している。
Apple Indonesiaはオンラインもしくは実店舗で直販していないため、インドネシアでは5機種とも代理店を通じて販売することになる。
一次発売の国および地域における発売日はiPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxが2024年9月20日で、iPhone 16eが2025年2月28日である。
そのため、インドネシアではiPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxは一次発売の国および地域から7か月弱と半年以上の遅れで発売、iPhone 16eは一次発売の国および地域から1か月強の遅れで発売となった。
インドネシアでは国産化率証明書の取得に時間を要したため、特にiPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxは一次発売の国および地域から発売が大幅に遅れた。
第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)のスマートフォンを含む携帯端末をインドネシアで販売する場合は35%以上の国産化率の要件を満たし、インドネシアの政府機関である工業省(Ministry of Industry)から国産化率証明書を取得する必要がある。
しかし、工業省はAppleのインドネシアに対する投資額が国産化率証明書の発行に必要な金額に満たないとして、Apple製の携帯端末に対する国産化率証明書の新規発行を見送り、結果としてAppleはインドネシアで新機種を発売できない状況が続いていた。
工業省とAppleは新たな投資で合意に達したため、工業省はApple製の携帯端末に対する国産化率証明書の発行を再開した。
AppleはiPhone 16シリーズの国産化率証明書を取得後に速やかにインドネシアで発売することになった。
スポンサーリンク