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楽天グループが出資するAST & Science、カナダでBell Mobilityと衛星直接通信の試験へ



米国(アメリカ)のAST & Scienceは米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)に新たなSupplemental Coverage from Space (SCS)の特別臨時許可を申請したことが分かった。

新たなSupplemental Coverage from Spaceの特別臨時許可はカナダでSupplemental Coverage from Spaceの試験を行うことを目的とする。

Supplemental Coverage from Spaceは宇宙から構築する補完のカバレッジを意味しており、衛星と携帯端末の直接通信のことである。

サービスリンクには協力する地上の移動体通信事業者(MNO)が割当を受けた周波数で標準の携帯通信技術を用いる。

カナダでは同国の移動体通信事業者であるBell Mobilityと協力することになった。

周波数はBell Mobilityが割当を受けた850MHz帯を使用する。

帯域幅は1.4MHz幅、3MHz幅、5MHz幅、10MHz幅のいずれかで運用する計画である。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式では5MHz幅以上が必要となるため、少なくとも第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を運用することが分かる。

LTE方式を運用する場合のバンド番号はBand 5となる。

試験のエリアは3か所の中心点から半径24kmとなっている。

なお、中心点はニューブランズウィック州の州都・フレデリクトン市近郊、モンクトン市近郊、ノバスコシア州セントメアリーズ地区に位置しており、ゲートウェイ地球局はフレデリクトン市近郊に所在するBell Mobilityの敷地に設置した。

AST & Scienceは米国のAST SpaceMobileの完全子会社で、AST SpaceMobileにはRakuten Group (楽天グループ)が完全子会社のRakuten Mobile (楽天モバイル)を通じて出資している。

日本ではRakuten MobileとAST & Scienceが協力して試験を行う計画である。

連邦通信委員会

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