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エリクソンがソフトバンクに超広帯域Massive MIMOを供給か、AIR 6476が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

スウェーデンのEricssonの日本法人であるEricsson Japanは基地局「ERS 6476 B77F」に係る電波法に基づく工事設計認証を受けたことが分かった。

特定無線局の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備であるため、TD-5G-NR(Sub6帯)用基地局となる。

周波数は3400~3440MHz、3560~3600MHz、3900~4000MHzで動作する。

それぞれSoftBank Corp.が割当を受けた3.4GHz帯、3.5GHz帯、3.9GHz帯に該当することから、SoftBank Corp.向けに開発している第5世代移動通信システム(5G)の基地局と考えられる。

型式からEricssonがグローバル向けに発表したAIR 6476のバリエーションのひとつと思われる。

AIR 6476は基地局を構成する通信設備のひとつで、Massive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置となる。

EricssonとしてはAIR 6476を業界初の超広帯域Massive MIMO無線装置と案内している。

質量は30kgとEricssonが同時期に製品化したMassive MIMOに対応したアンテナ一体型無線装置としては比較的重いが、瞬時帯域幅は600MHz幅と超広帯域を特徴とする。

SoftBank Corp.では割当を受けた周波数の都合から3.4GHz帯の40MHz幅、3.5GHz帯の40MHz幅、3.9GHz帯の100MHz幅、合計180MHz幅で運用することになる見込みである。

総務省

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