楽天モバイルが機内ローミングを提供開始、航空機内でAeroMobileの2Gと3Gを利用
- 2025年04月24日
- Rakuten-総合

Rakuten Mobile (楽天モバイル)は機内ローミングの提供を開始したと発表した。
Rakuten Mobileは2025年4月23日に開催した楽天モバイル プレスカンファレンスで2025年4月4日より機内ローミングの提供を開始したことを案内している。
機内ローミングは追加の申し込み不要で、対象の航空会社の特定の機材で海外ローミングを利用できる。
対象の航空会社は韓国のAsiana Airlines (アシアナ航空)、香港特別行政区のCathay Pacific Airways (国泰航空)、台湾のEVA Airways Corporation (長栄航空)、マレーシアのMalaysia Airlines (マレーシア航空)、シンガポールのSingapore Airlines (シンガポール航空)、バングラデシュのBiman Bangladesh Airlines (ビーマン・バングラデシュ航空)、ウズベキスタンのUzbekistan Airways (ウズベキスタン航空)、アラブ首長国連邦(UAE)のEtihad Airways (エティハド航空)およびEmirates Airline (エミレーツ航空)、クウェートのKuwait Airways (クウェート航空)、トルコのTurkish Airlines、エジプトのEgyptair Airlines Company、アイルランドのAer Lingus、スウェーデンのSAS、ドイツのDeutsche Lufthansa、スイスのSwiss International Air Lines (スイス国際航空)、ポルトガルのTransportes Aereos Portugueses、イタリアのItalia Trasporto Aereoである。
なお、対象の航空会社で対象の機材でも飛行フェーズ、航路、その他の条件などによって機内ローミングを利用できない場合がある。
対象の移動体通信事業者(MNO)はノルウェーのAeroMobileで、無線方式はAeroMobileが航空機内で運用する第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式および第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式に対応する。
データ通信は2GBまで追加料金なしで利用できるが、2GBを超過後は通信速度が128kbpsとなる。
機内ローミングのデータ通信量は料金プランのデータ通信量として集計される。
国際通話および国際SMSは通信相手と自身の双方がRakuten Linkのアプリケーションを用いる場合は無料で利用できる。
通信相手と自身の一方もしくは双方がRakuten Linkのアプリケーションを用いない場合は機能によって料金が発生するほか、利用する機種のOSによって利用できる機能が異なる。
詳細はRakuten Mobileの公式ウェブサイトで案内しているため、機内ローミングの利用を検討する場合は必要に応じて利用する機種を指定のうえで確認することを推奨する。
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