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ソフトバンクが5GでHPUEを導入、端末の高出力化で上り安定化やエリア拡大



SoftBank Corp.は第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式でHPUEを導入したと発表した。

HPUEはHigh Power User Equipmentを意味しており、端末の送信電力を高出力化する技術である。

HPUEを導入することで、基地局から離れた場所でも上りの通信を安定化するほか、エリアの拡大を期待できる。

SoftBank Corp.は5Gでは3.4GHz帯、3.5GHz帯、3.7GHz帯でHPUEを導入している。

端末としては最初に韓国のDASAN Networks (茶山ネットワークス)製のAirターミナル6 (A775)が5GでHPUEに対応した。

Airターミナル6 (A775)では2025年4月中旬に提供を開始したソフトウェアのアップデートを適用すると5GでHPUEを有効化する。

なお、ソフトウェアのアップデートは自動で適用される。

Airターミナル6 (A775)は据置型無線LANルータであるが、スマートフォンやタブレットでも5GでHPUEに順次対応する予定である。

SoftBank Corp.によると5GでHPUEを導入した事例は日本では初めてという。

5Gでは2024年9月30日に施行した電波法施行規則等の一部を改正する省令(令和6年総務省令第89号)でHPUEの制度整備が行われた。

対象の周波数は2.3GHz帯を除くTDDのサブ6GHz帯(Sub6)およびミリ波(mmWave)の周波数である。

送信電力はSub6が23dBmから最大29dBm、mmWaveが23dBmから最大35dBmとなる。

SoftBank

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