NTTドコモがマルチバンド対応MMUを導入、ノキア製か
- 2025年05月10日
- docomo-総合

NTT DOCOMOはマルチバンドに対応したMMUを導入したことを公表した。
NTT DOCOMOは2024年度通期の決算発表に伴い通信品質の向上に関する取り組みを案内している。
最新の通信設備や機能の活用による対策の強化のひとつとしてMMUの導入の拡大を進めている。
2024年度第4四半期にはマルチバンドに対応したMMUを導入したという。
2025年1月から2025年3月の期間にマルチバンドに対応したMMUを導入したことを意味する。
マルチバンドに対応したMMUは連続した3.4GHz帯および3.5GHz帯と分離した3.7GHz帯のマルチバンドで動作すると公表している。
これまでに、電波法に基づく工事設計認証を受けた機器の情報からマルチバンドに対応したMMUはフィンランドのNokia Solutions and Networks製のAQQYおよびAVQCと思われる。
いずれも一体的に運用する3.4GHz帯および3.5GHz帯の連続した80MHz幅と3.7GHz帯の100MHz幅に対応しており、Nokia Solutions and Networks製の制御装置と組み合わせることができる。
無線方式は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応しており、分離した周波数であるが、ともにNR BandはFR1のn78となる。
MMUはMassive MIMO Unitの略で、Massive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置を意味する。
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