NTTドコモが2024年度通期の業績を発表、5G契約は4割超に

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NTT DOCOMOは2024年度(2025年3月期)通期の業績を発表した。

2025年3月31日に終了した12か月間となる2024年度通期累計の売上高は前年同期比1.2%増の6兆2,131億円、当期純利益は前年同期比9.6%減の7,185億円となった。

設備投資額は前年同期比1.3%増の7,143億円である。

2025年3月31日時点の契約数などはNTT DOCOMOの親会社であるNIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE CORPORATION (日本電信電話：NTT)が掲載している。

携帯電話サービスの契約数は前年同期比1.6%増の9,140万7,000件に達した。

契約種別の内訳も開示しており、5Gが前年同期比25.5%増の3,731万5,000件、LTE (Xi)が前年同期比7.6%減の4,908万7,000件、FOMAが前年同期比30.1%減の500万5,000件となった。

比率は5Gが40.8%、LTE (Xi)が53.7%、FOMAが5.5%となっている。

2025年3月31日に終了した3か月間となる2024年度第4四半期にはLTE (Xi)の契約数が5,000万件を下回り、5Gの契約数の比率が40%を超えた。

なお、契約種別としての5Gは日本国内で第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式および第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式、LTE (Xi)は日本国内でLTE方式および第3世代移動通信システム(3G)の無線方式であるW-CDMA方式、FOMAは日本国内でW-CDMA方式を利用できる回線を意味する。

2024年度通期のARPUは前年同期比1.0%減の3,940円である。