日本通信に携帯電話番号を指定、2026年5月24日に新サービス
- 2025年06月30日
- MVNO

Japan Communications (日本通信)は携帯電話番号の指定を受けたと発表した。
Japan Communicationsは2025年6月25日に総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)から携帯電話番号の割当を受けたと案内している。
仮想移動体通信事業者(MVNO)が携帯電話番号の割当を受ける事例は日本国内では初めてとなる。
なお、携帯電話番号は音声伝送携帯電話番号のことである。
携帯電話番号の割当に伴い音声通話網およびSMS網との相互接続の実現に向けて着実に進捗しているという。
音声通話網およびSMS網との相互接続には携帯電話番号の割当を受ける必要がある。
これまで、Japan Communicationsはデータ通信網との相互接続を実現していたが、音声通話網およびSMS網との相互接続も実現できることで、従来の仮想移動体通信事業者の枠を超えてネオキャリアとしての道を歩み始めると表明している。
Japan Communicationsではコアネットワーク機能の構築を進めており、同社内での動作試験はほぼ終了した。
次は携帯電話番号の割当を受けてNTT DOCOMOの基地局との連携を想定した試験に移行する。
携帯電話番号の割当と関連して新サービスを提供することが決定しており、2026年5月24日に新サービスの提供を開始する予定である。
新サービスの詳細は公表していないが、新サービスの準備を本格化するという。
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