マレーシアの携帯電話事業者、東ティモールでデータローミングを開始
- 2025年10月26日
- 海外携帯電話
マレーシアの政府機関で電気通信行政を担う通信省(Ministry Of Communications)は同国の移動体通信事業者(MNO)が東ティモール(ティモール・レステ)でデータローミングの提供を開始したと発表した。
通信省はマレーシアの移動体通信事業者が2025年10月25日までに東ティモールでデータローミングの提供を開始したと案内している。
マレーシアの移動体通信事業者の加入者は東ティモールに渡航した場合に国際ローミングでデータ通信を利用することができる。
東ティモールでデータローミングの提供を開始したマレーシアの移動体通信事業者にはCelcomDigiとして携帯通信事業を行うCelcomおよびDigi Telecommunications、Maxis Broadband、TM Technology Services、U Mobile、Yesとして携帯通信事業を行うYTL Communicationsの6社が含まれる。
マレーシアでは6社の移動体通信事業者が携帯通信事業を行う。
そのため、マレーシアの移動体通信事業者は全社が東ティモールでデータローミングの提供を開始したことを意味する。
マレーシアの首都・クアラルンプール連邦直轄領では2025年10月26日から2025年10月28日まで東南アジア諸国連合(Association of South East Asian Nations:ASEAN)が第47回ASEAN首脳会議および関連会合を開催している。
2025年10月26日に開催した開会式では東ティモールのASEAN加盟宣言に署名および東ティモールの東南アジア諸国連合への加盟を正式に承認しており、東ティモールは東南アジア諸国連合の11番目の加盟国となった。
東ティモールの東南アジア諸国連合への加盟はマレーシアで2025年10月26日に承認することが事実上内定していたため、マレーシアと東ティモールの実務者間で歴史的な日に間に合うようデータローミングに係る調整を進めてきた。
地理的に東南アジアに位置する国は全部の国が東南アジア諸国連合に加盟したことになる。
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