LGが開発中のLTE-A対応ベースバンドチップは開発難航か
- 2014年06月30日
- その他モバイル端末
韓国のLG ElectronicsはLTE-Advancedに対応したベースバンドチップを開発しているが、開発が難航していると韓国メディアが報じている。
完成度が低く、開発完了予定を半年近くも遅らすという。
また、開発が完了しても商用化が可能なのかどうかについても不透明としている。
LG Electronicsのコンソーシアム推進する未来技術同伴成長の研究開発においてアプリケーションプロセッサやベースバンドチップが開発されている。
アプリケーションプロセッサは開発の目途が立っているようで、それを搭載するというスマートフォンの情報も出てきている。
一方で、ベースバンドチップはQualcomm製のものと比べて完成度が低く、コストも高いという。
当初は2014年6月末の開発完了を目指していたが、2014年11月末に延期するとのことで、ベースバンドチップの開発が難航していることが窺える。
LG Electronicsのスマートフォン事業を手掛けるMC事業部の関係者は現状では商用のスマートフォンに搭載することが難しいという。
品質の低さからデータ転送速度などに影響があれば、スマートフォン自体の信頼性も揺らぐことになる。
そのため、商用化には高い完成度が要求されるため、仮に開発が完了しても商用化されない可能性もあるという厳しい状況にある模様である。
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