Pantechのパートナ企業らがSK Telecom本社前でPantechを救済するよう訴える
- 2014年07月18日
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経営難のPantechは破産危機の状況に置かれているが、Pantechのパートナ企業などからなるPantechパートナ協議会は韓国1位の移動体通信事業者であるSK Telecomの本社前でPantechを救済するよう訴えたことが分かった。
Pantechは企業再建プログラムであるワークアウトを適用しており、今後もそれを継続するには債務を出資転換する必要があるとされている。
ワークアウトを主導する債権団は移動体通信事業者3社が1800億ウォンを出資転換することを条件に、3000億ウォンを出資転換することを表明している。
1800億ウォンの内訳はSK Telecomが900億ウォン、KTが500億ウォン、LG U+が400 億ウォンとなり、移動体通信事業者3社の出資転換可否はSK Telecomの判断に大きく左右されると見られている。
移動体通信事業者3社は出資転換に難色を示していることもあり、Pantechのパートナ企業らはSK Telecomの本社前でPantechを救済するよう訴えたようである。
Pantechのパートナ企業らは550社以上に約8万人の従事者がおり、Pantechのワークアウト継続が困難となり破産となれば、パートナ企業は大打撃を受けることは間違いない。
移動体通信事業者による出資転換は難しいと判断したPantechは債務の返済期限の延長を提案している模様で、破産から逃れる方法を模索しているという。
仮にPantechが破産となれば、Pantech本体のみならず下請け企業など影響範囲は非常に広くなりそうである。
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