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韓国KMIの移動体通信事業参入を審査するために未来創造科学部が審査委員を構成



韓国のKorea Mobile Internet(KMI)が移動体通信事業への参入を目指しており、審査をするために韓国の行政機関の一つである未来創造科学部が審査委員を構成したことが分かった。

Korea Mobile Internetはこれまでに何度か移動体通信事業への参入を目指していたが、財政能力の不足などを理由に移動体通信事業への参入が認められなった。

直近では2013年11月にも移動体通信事業の参入を申請したが、2014年2月27日に内部事情によって撤回している。

しかし、2014年3月20日には再申請しており、2.5GHz帯におけるTD-LTE方式のために周波数の割り当てを希望している。

割り当て対象となる帯域は2575.0~2615.0 MHzの40MHz幅となり、3GPPの仕様書に規定されているバンドとしてはBand 38またはBand 41に該当する。

この帯域ではBand 41を採用する移動体通信事業者が増加傾向にあることから、日本などと同じBand 41を採用する可能性もある。

Korea Mobile Internetの移動体通信事業参入審査は遅くて2014年7月中に結果が出る見通しという。

審査内容は安定的に通信サービスを提供する能力(40点満点)、財政能力(25点満点)、高度な技術力(25点満点)、利用者保護などの安全性対策(10点満点)の計100点満点のうち60点以上で許可が下りるとされている。

未来創造科学部は審査委員として20名程度を各業界から選抜しており、経済、経営、技術、会計、法律など各業界の専門家を中心に構成しているとのことである。

韓国第4の移動体通信事業者が誕生することになるのか、未来創造科学部の判断に注目が集まるところである。

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