北朝鮮koryolinkの利用者が240万人に達する、利用者の伸びは鈍化
- 2014年09月13日
- 海外携帯電話
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の移動体通信事業者であるCHEO Technology JV Company (逓オ技術合作会社)の利用者が240万人に達したことが分かった。
CHEO Technology JV CompanyはエジプトのOrascom Media and Technology Holding (OTMT)と北朝鮮国営のKorea Posts and Telecommunications Corporation (朝鮮逓信会社:KPTC)の合弁企業で、サービスブランドをkoryolink (高麗リンク)として移動体通信サービスを提供している。
利用者は2014年第2四半期末までに240万人に達したと報告されている。
koryolinkの利用者はサービス開始から3年と1四半期で100万人に達し、そこから僅か1年で200万人に達して大幅な利用者数増加を見せていた。
ただ、200万人を突破してからは1年と1四半期でプラス40万人と、伸びが大幅に鈍化していることが分かる。
依然として北朝鮮国内は経済格差が激しく、携帯電話を維持できる層の大半には行き渡ったため、利用者数の増加が鈍化したものと考えられる。
特に首都の平壌とその他の地方の経済格差は大きく、地方の発展はkoryolinkのみならず、北朝鮮の国としての発展にも必要不可欠だろう。
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