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世界のLTE事業者で1.8GHz帯(Band 3)の採用が150を超える



調査会社であるGSAはLTEネットワークの運用状況に関する調査結果を報告した。

2014年9月17日時点で331のLTEネットワークが商用で運用されている。

商用で開始しているLTEネットワークのうち、291のネットワークがFDD-LTE方式のみ、27のネットワークがTD-LTE方式のみ、13のネットワークがFDD-LTE方式とTD-LTE方式のデュアルモードLTEとなる。

周波数別では1.8GHz帯(FDD Band 3)が71の国と地域において150のLTEネットワークで採用しており、依然として最多となっている。

採用数は1.8GHz帯が初めて150を超えたことになり、1.8GHz帯を使用するLTEネットワークは全体の45.3%を占める。

なお、1.8GHz帯のみで運用するLTEネットワークと1.8GHz帯と他の周波数を含めたマルチバンドで提供するLTEネットワークを含めてカウントされているので注意しておきたい。

40%以上の端末が1.8GHz帯に対応しているという。

1.8GHz帯に次いで、2.6GHz帯(FDD Band 7)が26%で2番目に多く、LTEネットワーク全体の26%で採用されている。

3番目はDD800とも言われる800MHz帯(FDD Band 20)で17.5%、4番目はAWSと呼ばれる1.7GHz/2.1GHz帯(FDD Band 4)で8.8%となっている。

2014年にはAPT700と呼ばれる700MHz帯(FDD Band 28)の運用も各地で開始しており、7のネットワークで運用を開始している。

対応端末はスマートフォン、タブレット、その他データ通信端末など33機種が11のメーカーより登場している。

FDD-LTE方式が優勢な中、TD-LTE方式は27の国と地域において40の商用ネットワークが運用されている状態である。

TD-LTE方式では2.3GHz帯(TDD Band 40)が最も多く19のネットワーク、以下は順に2.6GHz(TDD Band 38)が10のネットワーク、2.5GHz帯(TDD Band 41)が8のネットワーク、3.5GHz帯(TDD Band 42)が6のネットワーク、1.9GHz帯(TDD Band 39)が1のネットワークとなる。

また、VoLTEやLTE-AdvancedやLTE Broadcastなどの商用運用やトライアルも増加している。

音声通話などをLTEネットワーク上で実現するVoLTEは、36の国と地域で71の事業者が商用サービスもしくはトライアルおよび開発を手掛けている。

トライアルなども含まれているため、提供する国と地域や事業者が多く算出されている。

LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションは14の国と地域で79の事業者が商用サービスもしくはトライアルで導入している。

LTE Broadcastは19の事業者がトライアルを展開しているという。

2014年には65のLTEネットワークが運用開始しており、2014年中には商用のLTEネットワークが350に達すると見込まれる。

GSA

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