NTT docomoが2013年度に1.8GHz帯(バンド3)で150MbpsのLTEを提供へ
- 2013年07月11日
- docomo-総合
NTT docomoは2012年度第3四半期の決算発表を行い、決算発表の資料の中でLTE方式のサービス「Xi」の通信速度を150Mbpsへ引き上げることを明らかにした。
150Mbpsの通信速度を実現するためには、少なくとも20MHz幅*2の帯域幅が必要となる。
NTT docomoは1.8GHz帯/1.7GHz帯で20MHz*2の帯域を保有している。
現時点では1.7GHz帯(Band IX)を使って一部地域でW-CDMA方式のサービスを提供しているが、LTE方式の通信へ切り替えることを軸に検討しているとのことだ。
NTT docomoのW-CDMA方式のサービスは2.1GHz帯(Band I)と800MHz帯(Band VI)がメインであり、1.7GHz帯(Band IX)を早期にLTE方式に切り替えても影響は少ないと判断したと思われる。
LTE方式では1.8GHz(Band 3)は最もメジャーな周波数帯であり、色んな意味で楽しみが増えそうである。
基地局自体は1.8GHz帯(Band 3)にも対応したものを建設中のようで、1.8GHz(Band 3)を使ったLTE方式のサービスは2013年度に開始される模様である。
・NTT docomo
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/binary/pdf/library/presentation/130130/zer6yc2p/presentation_fy2012_3q.pdf
・日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK30024_Q3A130C1000000/
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ブログ記事内に、「基地局自体は1.8GHz帯(Band 3)にも対応したものを建設中のよう」とありますが、ソースはどこにあるのでしょうか?
参考として記載されている、NTTドコモのプレゼン資料内にも日経新聞の報道内にも、同様の記載がない中、何を持って書かれているのか気になりましたので、教えて頂けると幸いです。
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>通りすがりさん
独自の取材です。
なので、そりゃそれらの情報元にはないはずです。
Wireless Japan等の展示会で直接聞いた内容となります。
他のニュースサイトの転載だけではなく、独自の取材の内容も踏まえた記事を書けるように務めているところです。(そうじゃないと、付加価値がないため)
本業の仕事もあり展示会や発表会へ行く機会が減りましたが、極力直接話を聞く機会を持って取材するようにしています。