中国の2014年Q4におけるスマートフォン出荷台数でアップルが初の首位、サムスンは3位に

市場調査会社であるCanalysは中国における2014年第4四半期のスマートフォンの出荷台数に関する調査結果を明らかにした。

首位は米国のAppleとなり、中国における四半期ベースのスマートフォンの出荷台数で首位を獲得するのは初めてである。

2位は中国のXiaomi Technology(小米科技)、3位は韓国のSamsung Electronics、4位は中国のHuawei Technologies(華為技術)となっている。

Appleは中国市場のトレンドである大画面化やデュアルモードLTE対応を採用したことで、中国市場において受け入れられたと見られている。

また、集計期間はAppleの新型スマートフォンとなるiPhone 6とiPhone 6 Plusの発売直後が含まれており、また3社の移動体通信事業者が一斉発売したことも、出荷台数の増加を後押ししたと考えられる。

過去に首位を保持していたSamsung Electronicsはシェアも大幅に落としている模様で、中国市場での不振はSamsung Electronicsのスマートフォン事業に打撃を与えていると伝える韓国メディアも存在する。

なお、出荷台数は必ずしも販売台数と一致するとは限らないため、注意しておきたいところである。

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