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韓国でAppleのシェアが33%に達する、海外メーカーの墓場で大健闘



市場調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchは韓国におけるスマートフォンの販売台数に関する調査結果を明らかにした。

調査は2014年11月時点の結果となっており、韓国のSamsung Electronicsがシェアを46%として首位を獲得した。

2位が米国のAppleで33%、3位が韓国のLG Electronicsで14%、4位がPantechで10%未満としている。

Samsung Electronicsはトップを走るが、2014年5月の時点では60%を超えるシェアを保有しており、2014年6月~10月は60%前後を維持していたが、2014年11月には一気にシェアを落とした。

一方でAppleが2014年10月までは15%を切る水準であったが、2014年11月に一気にシェアを伸ばしている。

Appleの新型スマートフォンであるiPhone 6やiPhone 6 Plusが韓国で販売を開始したことにより、大幅にシェアを伸ばしたと考えられる。

iPhone 6やiPhone 6 Plusは韓国においてLTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTEを利用することが可能で、SK TelecomとKTに加えて初めてLG U+も取り扱いを開始した。

韓国ではHTC(宏達国際電子)やMotorola Mobilityなど海外メーカーの撤退が相次ぎ、海外メーカーの墓場と言われることもあるが、Appleは海外メーカーとしては異例の大幅なシェアの増加を見せている。

LG Electronicsは2014年7月には30%近くまでシェアを伸ばしたものの、半分程度にシェアを減らしており、倒産したPantechは10%未満の低い水準で推移している。

また、韓国ではHuawei Technologies(華為技術)やSony Mobile Communicationsもスマートフォンを販売しているが、集計結果に反映されないくらい販売台数が少ないものと思われる。

Counterpoint Technology Market Research

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