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韓国SK Telecomが5Gのコア技術の実証試験を実施、7.55Gbpsの速度を記録



韓国の移動体通信事業者であるSK Telecomは5Gのコア技術の実証試験を実施したことを明らかにした。

5G技術の開発においてミリ波の活用はコア技術として期待されており、韓国のSamsung Electronicsと共同で開発を手掛けている。

ミリ波は30~300GHz帯の周波数であり、移動体通信用に用いるためには困難とされてきたが、SK TelecomやSamsung Electronicsはミリ波を活用するため新技術の開発に注力しているという。

実証実験ではミリ波を活用して高速データ通信を実現するために、アンテナ技術の3Dビームフォーミングを導入したとのことである。

3Dビームフォーミングは特定の方向に強い電波を発射するペンシルビームを採用し、電波の方向を制御することで高い周波数の電波減衰を解消する。

この技術は2014年10月に韓国の釜山で開催されたWorld IT Showで公開されており、当時は3.77Gbpsの速度を記録していたが、今回の実証実験ではそれの2倍に達する7.55Gbpsを記録したことを明らかにしている。

2020年に5Gを商用化することを目標とし、SK TelecomとSamsung Electronicsは共同で研究開発を一層強化する方針を明らかにしている。

なお、SK TelecomとSamsung Electronicsは2014年10月に5G技術の共同研究のための覚書を締結している。

世界の通信業界に対して、韓国が先進的な技術を保有することを立証すると意気込んでいる。

SK Telecom

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