スペインのTelefonicaが商用ネットワークを用いた3CC CAの試験を実施、下り最大375Mbpsに
- 2015年03月02日
- 海外携帯電話
スペインの移動体通信事業者でMovistarブランドを展開するTelefonicaはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを発展させた3CC CAを商用ネットワークにおいてデモを実施したことを明らかにした。
3CC CAは3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーションの略で、3帯域を束ねたキャリアアグリゲーションとなる。
TelefonicaはFDD-LTE 2600(B7) MHzの20MHz幅、FDD-LTE 1800(B3) MHzの20MHz幅、FDD-LTE 800(B20) MHzの10MHz幅を束ねる。
組み合わせはCA_3-7-20を採用し、帯域幅は計50MHz幅となるため、通信速度は下り最大375Mbpsに達する。
なお、上りはキャリアアグリゲーションを適用していないため、通信速度は上り最大50Mbpsとなる。
デモを実施したネットワークはEricssonが構築している。
なお、Telefonicaはキャリアアグリゲーションを商用化しており、FDD-LTE 2600(B20) MHzの20MHz幅とFDD-LTE 1800(B3) MHzの10MHz幅を束ね、CA_3-7を適用して計30MHz幅とするため、通信速度は下り最大225Mbpsとなる。
Mobile World Congress 2015が開催されているバルセロナにおいては、LTE UE Category 6以上に対応した端末であればバルセロナの中心部で下り最大225Mbpsのサービスを利用できる。
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