GSMAがモバイル向け周波数の活用に関する賞をパキスタン情報技術省に授与
- 2015年03月08日
- 海外携帯電話
GSMAはスペインのバルセロナで開催されたMobile World Congress 2015に合わせて発表した第20回GLOBAL MOBILE AWARDにおいて、SPECTRUM FOR MOBILE BROADBAND AWARD 2015をパキスタンの情報技術省に授与した。
SPECTRUM FOR MOBILE BROADBAND AWARD 2015はモバイル向け周波数の活用や割り当てなどに関する賞で、受賞者した情報技術省はパキスタン政府機関でパキスタンにおいて電気通信事業を管轄する。
情報技術省は2014年に4G/3Gサービス用として周波数オークションを実施し、2.1GHz帯、1.8GHz帯、850MHz帯を移動体通信事業者に割り当てた。
パキスタンでは2014年中に4社の移動体通信事業者がW-CDMA方式によるサービスを3Gとして開始、3社の移動体通信事業者がFDD-LTE方式によるサービスを4Gとして開始し、情報技術省による周波数の割り当てがパキスタンの移動体通信業界における新サービスの導入に大きく貢献した。
また、新サービスの導入は移動体通信事業者や端末メーカーのみならず、流通業者やコンテンツ開発者が成長する可能性をもたらしたことが評価された。
パキスタンでは新たなメーカーが参入する動きがあり、パキスタン市場はこれまでより一層スマートフォンの需要が高まると見られている。
今後の急成長が見込まれる市場としては隣国のインドの陰に隠れがちであるが、人口が多くて若年層の割合が高いパキスタン市場も今後の成長が大いに期待できる。
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