折り畳み式のスマートフォンLG Ice Cream Smart レビュー 開封編

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韓国のソウルでLG Electronics製のスマートフォン「LG Ice Cream Smart (LG-F440L)」を購入した。

江南のLG bestshopでは移動体通信事業者向けのスマートフォンでも新品を単体で購入することが可能で、389,000韓国ウォン(約42,000円)と手軽な価格であったため迷わず買うことにした。

カラーバリエーションはMintとPinkの2色展開で、どちらも在庫があるということなのでMintを選択した。

LG Ice Cream Smartは過去にLG Electronicsがフィーチャーフォンで展開していたLG Ice Creamシリーズがスマートフォンとして復活した形になる。

デザインやカラーバリエーションはフィーチャーフォン時代のLG Ice Creamシリーズのそれを踏襲している。

折り畳み式の筐体にタッチパネル対応のディスプレイやテンキーを搭載し、LTE方式の通信やLTEネットワークで音声通話を実現するVoLTEの利用も可能である。

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LG Ice Cream Smartの化粧箱。

シンプルなデザインの化粧箱で、基本的に化粧箱のデザインはLG Wine Smartと同じく、名称やスマートフォンの画像を変えただけとなっている。

LG Electronicsはシリーズによって化粧箱のデザインを変える場合があり、例えばフラッグシップのLG G3はリアパネルと同じような高級感のあるテクスチャを入れたデザイン、フィーチャーフォン時代に投入されたLG Chocolateシリーズは黒を基調としたクールなデザインを採用する。

過去に投入されたLG Ice Creamシリーズのフィーチャーフォンではスイーツを連想させるような淡い色を基調としたデザインの化粧箱を採用したモデルもあるだけに、シンプルなデザインの化粧箱となっている点は少々残念に感じる。

ただ、LG Ice Cream Smartは高価格帯のスマートフォンではなく、LG Electronicsが韓国市場で展開しているスマートフォンとしては非常に安価な部類に入る。

化粧箱も含めてコストを抑えていると思われるので、化粧箱が簡素な点は仕方ないだろう。

なお、ハードウェアもLG Wine Smartをベースとしており、基本的な部分はLG Wine Smartと共通点が多い。

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化粧箱を開けたところ。

LG Ice Cream Smartは約3.5インチのディスプレイを搭載しており、筐体はスマートフォンとしてはコンパクトな部類に入る。

スマートフォンの本体と比較すると、化粧箱のサイズは特に大きくも小さくもない。

大きい化粧箱であれば海外から持ち帰る際に面倒な場合もあるが、そのように感じることはなかった。

スマートフォンの台座の下に各種付属品などが収納されている。

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LG Ice Cream Smartの付属品。

標準セットにはリアカバー装着済みの本体、電池パック、イヤホン、ACアダプタ、USBケーブル、取扱説明書が同梱されていた。

電池パックは取り外しが可能となっており、リアカバーの取り外しも可能である。

韓国向けのスマートフォンは2個の電池パックと電池パック単体の充電器が付属する場合もあるが、LG Ice Cream Smartにはそれらは付属していない。

電池パックの容量は1700mAhで、ここ最近のスマートフォンとしては容量が少ない部類に入る。

そのため、電池持ちについては少々不安が残るところである。

次回以降、スマートフォンとしては珍しい形状のハードウェアや、独特な形状に最適化されたユーザインターフェースなどを紹介していきたいと思う。