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折り畳み式のスマートフォンLG Ice Cream Smart レビュー ハードウェア編



韓国のソウルでLG Electronics製のスマートフォン「LG Ice Cream Smart (LG-F440L)」を購入した。

LG Ice Cream SmartはLG Electronicsがフィーチャーフォンで展開していたLG Ice Creamシリーズがスマートフォンとして復活した形となり、筐体はフィーチャーフォン時代のLG Ice Creamシリーズと同様に折り畳み式でテンキーを搭載する。

一見するとフィーチャーフォンのように思えるが、OSにAndroidを採用したスマートフォンと全く同じように利用できる。

今回はスマートフォンとしては珍しい形状を採用するLG Ice Cream Smartのハードウェアを紹介していく。

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筐体の内側。

折り畳み式の筐体はタッチパネルによる操作に対応したディスプレイとテンキーを備えている。

筐体の内側はカラーバリエーションに関係なく白色で、カーソルキーや受話口の色はカラーバリエーションによって異なる。

画像では分かりにくいが、受話口はほんのりとミント色を帯びており、細部まで凝ったデザインに仕上げている。

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タッチパネル対応のディスプレイ。

ディスプレイは約3.5インチHVGA(320*480)液晶で、ここ最近のスマートフォンとしては非常に小さい部類に入る。

ナビゲーションキーを除いたキー類を使わずにタッチパネルで操作することは可能であるが、文字入力などは少々辛いかもしれない。

なお、物理的なキーに対応していないアプリケーションが多いため注意が必要である。

プリインストールされているアプリケーションの場合でも物理的なキーによる操作に非対応のものがいくつか含まれており、それらのアプリケーションを起動すると物理的なキーの代わりにタッチパネルを使うよう注意が表示される。

ディスプレイの上部には約30万画素のフロントカメラも配置されており、LG Electronicsのロゴはディスプレイの下部に挿入されている。

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物理的なキー。

LG Ice Cream Smartはナビゲーションキー、カーソルキー、テンキーなどが物理的なキーとなっている。

テンキーで文字入力を行えるが、プリインストールの文字入力システム以外は基本的にテンキーによる入力に対応しておらず、サードパティの文字入力システムを利用する場合は基本的にタッチパネルでの入力となる。

また、プリインストールの文字入力システムの場合でも、韓国語と英語は物理的なキーを利用できるが、日本語はタッチパネルによる入力のみとなっている。

プリインストールの文字入力システムは日本語に対応するが、システム言語としては韓国語と英語のみで、日本語には非対応である。

物理的なキーは白色のバックライトが入れられており、暗所でも問題なく利用できる。

各キーは独立しており、押下時には押した感触が得られるため、物理的なキーは非常に使いやすいように感じる。

やはり、LG Ice Cream Smartと言えばKakaoTalkキーを搭載することも大きな特徴だろう。

韓国では誰もが利用していると言っても過言ではないほどで、KakaoTalkキーを押下するだけでKakaoTalkを起動できる。

なお、KakaoTalkキーは多機能に割り当てることも可能となっている。

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筐体の外側。

外側はシンプルなデザインで、綺麗なパステルカラーのミント色となっている。

素材はラメが入ったプラスチックで質感はチープであるが、いわゆるスイーツ向けであるため、このような質感で問題ない。

むしろ、このような質感に仕上げていると言っても差し支えないだろう。

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Ice Cream Smartのロゴ。

ディスプレイの裏側にはIce Cream Smartのロゴが挿入されている。

Ice Cream Smartのロゴの横は通知LEDとなっており、充電時や新着通知がある際に点灯する。

通知LEDは小さくて明るくないため、少し気づきにくく感じることがある。

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カメラとその周辺。

キーの裏側にはカメラを備えている。

カメラは約800万画素で、カメラ用のフォトライトは搭載していない。

特にカメラ機能を強化したスマートフォンではないため、カメラはオマケ程度に考えておいた方が良いだろう。

カメラの横にはスピーカーを備える。

LG Ice Cream Smartは韓国の移動体通信事業者であるLG U+向けのスマートフォンであるため、リアカバーにはLG U+のロゴがプリントされている。

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端末の下部。

リアカバーにもLG Electronicsのロゴがプリントされており、筐体の下部にはMicro USB端子を備える。

充電などはMicro USB端子を利用する。

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ヒンジ部。

カラーバリエーションに関係なくヒンジ部は白色となっている。

ヒンジ部に大きな隙間などはなく、コンパクトに仕上げられており、ヒンジ部も含めてデザインである。

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右側面。

ストラップホールを搭載しないスマートフォンも多いが、ヒンジ部にストラップホールを備えている。

キー側にはイヤホン端子を搭載している。

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左側面。

キー側にボリュームキーを搭載している。

横から見るとミント色と白色のツートンカラーに見える。

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電池パック。

リアカバーを外しすと1700mAhの電池パックが現れる。

電池パックはリチウムイオン電池で、容量は1700mAhとなっている。

無線充電などには対応していない。

電池パックを内蔵するスマートフォンの増えているが、LG Ice Cream Smartの場合は電池パックの取り外しが可能である。

別に電池パックを購入し、予備電池と交換して利用できる点は嬉しいところである。

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ラベル。

電池パックを外すとラベルを確認できる。

韓国市場向けのスマートフォンであるため、韓国放送通信委員会(KCC)の付属機関である電波研究所(RRA)の認証を取得していることが分かる。

SIMカードスロットはMicro SIM (3FF)サイズを採用している。

韓国以外ではSIMロックフリーであるため、韓国ではLG U+以外のSIMカードは利用できないが、韓国以外では通信方式と周波数が合えば自由人移動体通信事業者を選べる。

外部メモリとしてはmicroSDカードスロットを備えており、microSDカードスロットには横から挿入する。

今回は主にハードウェアを紹介したので、次回以降はおそらくソフトウェア面などを紹介する。

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