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韓国における2014年のサムスンの純売上高は8年ぶり低水準、モバイル関連の不振が影響か



韓国のSamsung Electronicsの監査報告書より韓国における2014年の純売上高が判明したと韓国メディアが報じている。

2014年の純売上高は20兆7,289韓国ウォン(約2兆2,500億円)で前年比9.0%の減少になるという。

2007年には21兆1,393韓国ウォンとして初めて20兆韓国ウォンの大台に乗り、2012年まで成長を続けたが、2013年からはマイナス成長に転じ、2014年は2007年よりも低い水準となった。

マイナス成長の要因として、IT・モバイル関連の不振が挙げられている。

IT・モバイル関連の部門は純売上高は11兆1,765億韓国ウォンとしており、前年比19.5%の大幅な減少を見せている。

なお、IT・モバイル関連の部門以外で減少した部門はディスプレイパネルが13.8%となっているが、マイナス成長の部門はこの2つだけであり、IT・モバイル関連の不振が大きく影響したと考えられる。

Samsung Electronicsの純売上高全体のうち韓国は10.1%程度で、地域別割合は北中南米カリブ海を含めた米州が33.3%、欧州が20.8%、韓国と中国を除いたアジアおよびアフリカは19.8%、中国が16.0%となっている。

2014年は各地域で純売上高が減少しており、前年比の下げ幅は欧州が22.7%で最も大きく、次いで中国の17.7%、韓国の9.0%となり、米州における下げ幅は1.0%と僅かであった。

NATE NEWS

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