大衆電信がPHSサービスを終了、台湾PHSの歴史に幕
- 2015年04月01日
- 海外携帯電話
台湾のFirst International Telecom(FITEL、大衆電信)は2015年3月31日をもってPHSサービスを終了した。
2001年5月よりPHS事業を開始しており、約14年の歴史に終止符を打つ。
First International Telecomは台湾で唯一のPHSサービスを提供していた事業者で、周波数は1.9GHz帯を使用していた。
台湾ではPHS事業だけではなくWiMAX事業も手掛けていたが、両事業とも低迷していたことが大きく影響して2014年12月26日に台湾台北地方裁判所から破産宣告を受けた。
破産宣告を受けてからは2015年2月11日にWiMAXサービスを終了しており、First International Telecomの事業はPHSサービスのみが残っていた。
次世代通信方式としてAXGP方式を導入する計画を公式に表明していたが、AXGP方式の導入は叶わずPHSサービスの終了とともにすべての事業を終えることになった。
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