Foxconn傘下の新興キャリア・國碁電子がFoxconn傘下企業が製造するスマートフォンとモバイルWi-Fiルータを取り扱い開始
- 2015年05月15日
- 海外携帯電話
Foxconn Technology Group(鴻海科技集団)傘下で台湾の移動体通信事業者であるAmbit Microsystems(國碁電子)は移動体通信サービスの開始に伴い、端末の販売も開始した。
Ambit MicrosystemsはInFocus M810とGt MHS-102を取り扱う。
InFocus M810はFIH Mobile製のスマートフォンで、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTEに対応する。
Ambit MicrosystemsはLTE用の周波数を取得して新規参入を果たしたものの、3G/2G用の周波数は保有していないため、移動体通信サービスは完全にLTE方式のみとなり、したがって音声通話は完全にVoLTEとなる。
Gt MHS-102はHon Hai Precision Industry(鴻海精密工業)製のモバイル無線LANルータで、Ambit Microsystemsと統合予定のAsia Pacific Telecom(亞太電信)が販売しているモバイル無線LANルータをそのまま販売する。
GtはAsia Pacific Telecomのブランド名であるが、Ambit MicrosystemsはGtブランドのままで販売を行う。
なお、2015年12月31日を基準日としてAmbit MicrosystemsとAsia Pacific Telecomが統合する計画となっている。
InFocus M810を製造するFIH MobileとGt MHS-102を製造するHon Hai Precision Industry(鴻海精密工業)製はいずれもFoxconn Technology Group(鴻海科技集団)の企業である。
Foxconn Technology Group傘下の移動体通信事業者がFoxconn Technology Group傘下の企業が製造した端末を販売することになる。
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