ロシア政府がSailfish OSベースのスマートフォン向けOSを開発中か
- 2015年05月20日
- 海外携帯電話
ロシア政府は独自のスマートフォン向けOSとしてフィンランドのJollaが開発したSailfish OSをベースとしたOSを開発していることが海外メディアの報道で分かった。
Sailfish OSはLinux OSをベースとしてJollaが開発したOSで、ロシア政府とJollaは面会して交渉を行っているという。
ロシア政府はセキュリティ性の高いOSを独自で開発する計画で、政府関係者などの利用を想定していると思われる。
クリミア併合などの影響で欧米各国からの制裁が強化されている中で、独立性の高い技術開発を進める狙いや、国産で信頼できるOSの開発を目指している模様である。
特にロシアは米国との関係が悪化しており、米国離れを加速する狙いがある可能性も考えられる。
これまで対米関係が悪化した際に、Appleやマクドナルドなど米国企業がターゲットとなり、ロシア政府が嫌がらせとも受け取れる措置を講じたことが実際にある。
スマートフォン向けのOSではAppleのiOSやGoogleのAndroidなど、米国企業が開発を手掛けたOSの利用を避ける狙いもあるかもしれない。
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