Pantechの買収に失敗したCKT DevelopmentがPantechの企業再生手続き廃止を非難
- 2015年05月28日
- 海外携帯電話
韓国の不動産開発会社であるCKT DevelopmentはPantechが企業再生手続きの廃止を申請したことについて、非難する声明を発表したことが韓国メディアの報道で分かった。
CKT DevelopmentはPantechの3度目の売却作業でCKT Developmentが買収意向書を提出したが、ソウル中央地方裁判所からCKT DevelopmentにはPantechを買収する能力はないと判断されて買収は失敗した
Pantechの代表が企業再生手続きの廃止を申請し、実質的に企業の存続を諦めたことについて、CKT Developmentは「無責任な行為であり、会社の代表としての職務放棄である」と非難している。
更に「約1,300人のPantechの従業員と、約550社の下請け会社に勤務する約8万人の失業を引き起こした」「情報通信技術に優れた人材と国家の重要なノウハウの国外流出が懸念される」との声明を発表した。
なお、CKT DevelopmentはPantechの買収に成功すればスマートフォン事業からの撤退を計画していることを明らかにしていたが、Pantechはあくまでもスマートフォンの製造や販売を継続することにこだわっていた。
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