MODACOMが韓国鉄道技術研究院からLTE-Rモジュールの設計開発を受注
- 2015年06月10日
- 海外携帯電話
韓国のMODACOMは韓国で鉄道に関連する技術の研究を手掛けるKorea Railroad Research Institute(KRRI:韓国鉄道技術研究院)からLTE-Rモジュールの設計開発を受注したと発表した。
具体的な内容は公表されていないが、MODACOMはコンシューマ製品やモジュールなどLTE関連の開発で実績があり、Korea Railroad Research InstituteはMODACOMにLTE-Rモジュールの設計開発を発注したものと思われる。
LTE-RはLong Term Evolution for Railwayの略で、LTE方式がベースとなり鉄道の運行管理などに最適化された通信方式として検討されている模様である。
GSM方式をベースとして鉄道の運行管理業務全般に活用できるよう開発されたGSM-Rが存在しており、GSM-RのLTE版がLTE-Rとイメージすれば分かりやすいかもしれない。
韓国ではGSM-Rは利用されていないが、GSM-Rを利用しているドイツなどではGSM-Rの置き換えとして450MHz帯など低い周波数でLTE方式を運用して鉄道の運行管理などに活用する研究などが行われている。
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