ナイジェリアのSWIFTがChromecomの買収を完了、3.5GHz帯でTD-LTEを展開へ
- 2015年06月11日
- 海外携帯電話
ナイジェリアの移動体通信事業者であるSWIFT NetworksはMonarch Communications傘下のChromecomの買収を完了したと発表した。
Chromecomの買収が完了したことで、Chromecomが保有する3.5GHz帯の15MHz幅も取得することになる。
SWIFT Networksはすでに3.5GHz帯の20MHz幅を保有してWiMAXサービスを提供しているが、2015年10月より新たに取得した周波数も合わせてTD-LTEサービスで活用する計画である。
すでに2.3GHz帯(Band 40)でTD-LTEサービスを提供しているため、TD-LTEサービスで利用可能な帯域幅が増えることになる。
また、2015年10月からは10万を超えるWiMAXサービスの利用者をTD-LTEサービスへ移行させるプロモーションを実施する。
TD-LTEサービスに対応したデータ通信専用端末を無料とすることで、WiMAXサービスからTD-LTEサービスへの迅速な移行を狙う。
2015年末までにナイジェリア最大の都市であるラゴスに1000以上のTD-LTE基地局を設置し、また首都のアブジャやポートハーコートもTD-LTE基地局の設置を加速する方針を示している。
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