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中国移動がTD-LTEネットワークで3CC CAを商用化、通信速度は300Mbps超を実現



中国のZTE(中興)は中国の移動体通信事業者であるChina Mobile(中国移動)や米国のQualcomm傘下のQualcomm Technologiesと提携して3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)の試験を実施し、China Mobileによる3CC CAの導入を支援したことを発表した。

China Mobileは広東省子会社のGuangdong Mobile(広東移動)を通じて3CC CAを商用化し、Qualcomm Technologiesが開発したQualcomm Snapdragon 810 processor with X10 LTEを搭載してLTE UE Category 9に対応した端末で下り300Mbps超の通信速度を楽しめるとしている。

下りで300Mbps超の通信速度を実現するとしており、2.6GHz帯(2.5GHz帯)の20MHz幅を2コンポーネント・キャリア、1.9GHz帯の20MHz幅を1コンポーネント・キャリアの計3コンポーネント・キャリアを束ね、帯域幅を計60MHz幅として3CC CAを提供する模様である。

帯域幅が40MHz幅を超えて通信速度は300Mbpsを超えるため、LTE UE Category 6に対応した端末ではChina Mobileの3CC CAは利用できず、LTE UE Category 9に対応した端末が必須となる。

なお、Qualcomm Snapdragon 810を搭載した端末でもLTE UE Category 4またはLTE UE Category 6に対応する端末も存在するため、China Mobileの3CC CAを利用する場合は端末選びに注意が必要である。

3CC CAの商用化はZTE、China Mobile、Qualcomm Technologiesの提携による大きな成果としており、今後も提携により技術開発を発展される方針を示している。

なお、Guangdong Mobileは3CC CAの開始当初は広東省の省都である広州市のみで提供する。

ZTE

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