中国の4G LTE利用者が2億を突破
- 2015年06月27日
- 海外携帯電話
中国の行政機関で電気通信事業を管轄する中華人民共和国工業和信息化部は中国における2015年5月時点の電気通信に関するデータを公開した。
移動体通信では4Gサービスの利用者が急増しており、2015年5月は利用者が2000万以上も増加して2億に達したことを明らかにしている。
具体的には2015年5月は2281.6万も4Gサービスの利用者が増加しており、新規契約分の多くが4G契約とのことである。
4Gサービスの利用者は2億に達し、すべての携帯電話契約数が約13億であるため、4Gサービスは全体の約15.5%を占めることになる。
中国では政府が主導して4Gサービスの利用料金が値下げされたことや、低廉な4G対応スマートフォンが大幅に増加したことが、4Gサービスの利用者が急増した主要な要因と考えられる。
また、4Gサービスの利用者が急増したことで、データ通信量が大幅に増加したことも明らかにされている。
中国では3社の移動体通信事業者が4Gサービスを提供しており、China Mobile(中国移動)が2013年12月18日、China Telecom(中国電信)が2014年2月14日、China Unicom(中国聯通)が2014年3月18日より4Gサービスを開始した。
4Gサービスで利用中の通信方式はChina MobileがTD-LTE方式のみ、China TelecomとChina UnicomがFDD-LTE/TD-LTE方式となっている。
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